山にいると
春の喜びは四月を待つ必要はありません。
それは今既に、厳冬をさえ切り裂くような太陽の光の
日々の増し加わりの中に確実に存在するからです。
昨日の日の出は6時51分で この数日変わりませんが
日の入りは 昨日は4時46分、
これは毎日1分ずつ確実に長くなって行くのです。
この昼の時間の長さ以上に
山で如実に感じるのは 日の高さの変化です。
この日の長さと高さが
山全体の空気の明るさを日ごとに増し加えるのです。
その光が意識せずとも 人の体と心にさえ伝達され、
山で味わう新春の深い喜びとなっているようです。
これも確かに「新春の喜び」に違いありません。
☆
この山小屋へ
電子ピアノの突如の到来は不思議でした。
怪しい言葉で表現すれば
私はそれを以前から予測していたかのようです。
更に今 私は
友が遠来この小屋を訪れ ガラス張りのピアノ室で
都会の憂鬱と喧騒から解き放たれ
彼の至福の中 南の森を眺めながらピアノを弾いて欲しいと
心から願っていること、そして・・もう一つ
「もったいないではないか、
私も老化防止のため、ピアノを弾いてみようかな」と
思い至ったことでした。
実は楽譜はもう船引の本屋に注文したのです。
その曲のタイトルはと言えば・・
ベートーベンのピアノソナタ ムーンライトの第一楽章!
もうすぐ69歳、
私の人生 これは一体どうなることでしょう。
★
レンジフード
きのうはその為の 下ごしらえでした。
今日は多分セットできるでしょう。
4 件のコメント:
おお、これはすごいチャレンジ!Salt氏の友人の栗の木の家のご主人も70でしたか、かっこよくクラシックを弾いていましたね。私は・・・理屈ばっかりで・・・
私は かっこよく
とは行きそうにありませんが・・
皆さんで
ミニコンサートでもやれたら
楽しいでしょう。
ピアノを始められること、大賛成です!
満月の夜
ムーンライトを
きれいに奏でられたら・・
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