2010年1月11日月曜日

新春のお喜びを申し上げます

山にいると 
春の喜びは四月を待つ必要はありません。
それは今既に、厳冬をさえ切り裂くような太陽の光の 
日々の増し加わりの中に確実に存在するからです。

昨日の日の出は6時51分で この数日変わりませんが
日の入りは 昨日は4時46分、 
これは毎日1分ずつ確実に長くなって行くのです。

この昼の時間の長さ以上に
山で如実に感じるのは 日の高さの変化です。
この日の長さと高さが 
山全体の空気の明るさを日ごとに増し加えるのです。
その光が意識せずとも 人の体と心にさえ伝達され、
山で味わう新春の深い喜びとなっているようです。
これも確かに「新春の喜び」に違いありません。


この山小屋へ
電子ピアノの突如の到来は不思議でした。
怪しい言葉で表現すれば
私はそれを以前から予測していたかのようです。

更に今 私は
友が遠来この小屋を訪れ ガラス張りのピアノ室で
都会の憂鬱と喧騒から解き放たれ
彼の至福の中 南の森を眺めながらピアノを弾いて欲しいと 
心から願っていること、そして・・もう一つ

「もったいないではないか、
私も老化防止のため、ピアノを弾いてみようかな」と
思い至ったことでした。
実は楽譜はもう船引の本屋に注文したのです。

その曲のタイトルはと言えば・・
ベートーベンのピアノソナタ ムーンライトの第一楽章!
もうすぐ69歳、
私の人生 これは一体どうなることでしょう。


レンジフード
きのうはその為の 下ごしらえでした。
今日は多分セットできるでしょう。

4 件のコメント:

Luke さんのコメント...

おお、これはすごいチャレンジ!Salt氏の友人の栗の木の家のご主人も70でしたか、かっこよくクラシックを弾いていましたね。私は・・・理屈ばっかりで・・・

Mr.Sugar さんのコメント...

私は かっこよく 

とは行きそうにありませんが・・

皆さんで

ミニコンサートでもやれたら

楽しいでしょう。

匿名 さんのコメント...

ピアノを始められること、大賛成です!

Mr.Sugar さんのコメント...

満月の夜 

ムーンライトを

きれいに奏でられたら・・