2009年10月4日日曜日

無数の王国(2)

無数の人の魂があり、それら一つ一つの魂がエネルギーを発し、総じて
人類は神の創造物を「神に無断で」借用、否 争奪、利用して 無数の
「事物」を作りあげています。(今の時代、神は殆どそれを黙って
見過ごしておられます。今この世界で最大の「お人よし」は
神のように見えます!)

まず人の魂があり、その人の魂のエネルギーが物を経由して
事物を作り上げます。そしてその事物の総和が「この世」
ということになるでしょう。魂→物→事物、即ち「この世」です。
そしてその人の魂に巧妙に静かに接近し、人の肉体を経由して
人に深い影響力を及ぼすことに成功した存在が あの神の敵、
サタンであったのです。従って、最終的には 
「サタン→人の魂→物→この世」と言うことになります。

さて、この世は人の魂にとって極めて魅力的なものです。
「悪魔はイエスに・・この世の総ての王国(all the kingdoms)と
その栄華を見せて言った。もし、ひれ伏して私を拝むなら、これら全部
(all these things)あなたに差し上げます。」
(マタイ4の8、9、ダービー)

このように「人の子」イエスを サタンが大真面目に誘惑した
くらいですから、いかに物、この世が 人にとって魅力的かが分かります。
魅力とは ある種の抗しがたい力です。それは恐らく 地球の引力の
ようなものでしょう。そしてその魅力の程度は多分 ひれ伏して拝みたい、
に近い はずです。従って「この世・物・物事」の魅力から逃れられる
人は誰一人としていません。なぜなら、
人の魂のそもそもの根源は物にあるからです。

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