2009年10月4日日曜日

無数の王国

その一大事物、系統だった組織・即ち「この世」は一つの巨大な
王国であると言うことが出来るのですが、その巨大な王国は 
更に無数の小規模なキングドム、王国から成り立っています。

その小規模の王国は 多くの「国々」(諸国、諸民族)を含むのは
当然ですが、その小規模の王国は いわゆる「何々界」をも含みます。
例えば、スポーツ界もその一つです。更に一つそのスポーツ界を
取り上げて見ると それはまた数多くのキングダムから成り立っており、
この地球全体について言うならば結局 この巨大なこの世は おび
ただしい数の王国によって構成されていると言うことが出来ます。
正にこの世は一幅の巨大な王国の系統図です。

人々は それらの中の自分の属する小さな王国の中において、何とか
「ある覇権」を握りたいと願います。簡単に言えば、出来ることなら
その小さなキングダムの中で 小さな王になりたいのです。もしも人が
その小さな王国(それは或いは、一つの会社の 更に小さなある部門
かも知れません)の中で「幸いにも」王の地位を確立出来るならば、
当然 彼は 更に上位の王になりたいと願うでしょう。
その人の願望に際限はありません。

さてその際 人々の魂が放出するエネルギーは相当なものです。
ごくごく小さな王国を見てもそうなのですから、この世の総ての
王国の中で費やされ、放出される人の魂のエネルギーの総和は何と
莫大なものとなることでしょう。その総ての人の魂の物凄い
エネルギーの交差、ぶつかりあい、また
妥協や結託等によって、この世は成り立っているのです。

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