2009年10月18日日曜日

イノシシ

昨日散歩に出たのは 夕刻の4時半頃だったでしょうか。
「キリノタニ」におり、ハルさんの家の まだ刈り取りが
残っている田んぼ脇の道を いつもの様に下って行くと、
おりましたよ!イノシシ一家が。

それは双方にとり 出会い頭の突然の対面でした。
5、6頭?いやいや7、8頭はいたでしょう。
子供連中は もう「ウリボウ」などではない、まるまる太って
大きな犬ぐらいです。それまで稲を食べていたのでしょう。
私に気づき、一家はぞろぞろ、スタコラと逃げて行くのです。

ところがです、
そのうちの巨大な一頭のイノシシが(これは親に違いありません)
警戒心が強く、とても臆病なはずの野生のイノシシが、
私に真っ直ぐ対面したまま 全く動かないではありませんか。

その距離約20メートル。
彼はいつまでも 動きません、私も動きません。
彼の意図は一体何なのか。

確かに言えることは、
そこには険悪な空気など全くなかったこと。
彼はただ ボーぜんとして と言うか、
珍しいものを見て唖然としている、とでも言うのか、
いずれにしろ、ある穏やかさの中で、
ただじっと私を見つめるばかりなのです。
この時間 いつまで続くのでしょう。

しかし、そのうち私はフト我に返り、
彼に「じゃコンニチハ」と 自分ながら 
ヘンな挨拶をして 道を下り始めました。
すると、彼も  きびすをサッと返し、田んぼの土手を
ガサゴソと登って行ったのでした。

グー、ウーと言うイノシシ一家の声々が ホンの少しの間だけ 
暮れなずむ 夕焼けの田んぼに残っておりました。

2 件のコメント:

Luke さんのコメント...

なんだかイイですね、こんな場面って^^

Mr.Sugar さんのコメント...

たしかに。
また阿武隈の森を歩きませんか。