2008年11月26日水曜日

ダッチオーヴン、その後

わが家には例のケンとジュンのほか、三男のワタルと言うのが
おります。新潟で潜水士をしているこの末っ子が、この年末、
何とガールフレンドを連れて小屋に来るかも知れない、と言う
のです、これは大変だ!と言うわけで私は今、ある種の小さな
緊張と大きなワクワク感の中にいるのです。

と言うことで、何とかあのダッチオーブンで、あの無愛想な
ワタルとまだ見ぬ彼のガールフレンドを驚かせてやれないもの
だろうかと、きのうから料理の試行錯誤に入っているのです。

野菜の水分だけで十分だから、オーブンに水など入れなくともよい、
と言うことでガス火でガンガンやったら、食材のがコゲるやら、
後でナベがくさくなるやら、ドロッとした黒い汁がなべ底に残る
やらと、オーブンの後始末が気持ち悪いほど大変だったのです。

この原因は、先ずはナベの火が強過ぎたことでした。最初は強火でも
よいのですが、湯気が出て来た段階で初めてフタをして、後は
ごくごく小さなトロ火にかけておけば、十分食材はウマミを
出してくれる、などと言うことは全く知らなかったのです。
それにしてもトロ火の威力には驚きましたね。

だから昨日は初めて、試みに、水では芸が無いと、日本酒をなべ底に
少し敷いて見たのですが、それでも水分が少し多すぎました。
この最初にナベに敷く水分の量はビミョウ、こういうのはやはり
経験しかないのでしょう。

青魚は難しい。
あの臭みのメインの原因は、サンマのハラワタと頭をカットしなかった
せいだったのです。3週間前、小名浜の近くで一箱千円で買った
サンマがまだ残っているので今日あたりトライして見ますかね。
今度はチャンとニオイ取りのネギなどを入れて
アルミホイルでサンマをカバーしたりしてね。

そのほかはですねー、昨日、鶏肉のかたまりに塩コショウを
すり込んで、などと言う「大テクニック」を生まれて初めて
試みたのであります。ああ、それにしてもあの無精者の私が、
鶏肉に塩コショウをすり込んで「料理」をするなんて、
人生の展開、ホンと分からないものです。

PS.こういうたぐいの料理法、大きく言えば
ポットローストと言うのだそうですね。

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