いよいよ見知らぬ青年を迎えるきのうの朝、
曇りどころかどうにもならないザーザー降りのひどい雨、
と嘆いていたら、みるみる天気は実に爽やかな青空へ。
ところが船引駅からの車の中で彼(以下ウッズさんと呼ぶ)が
言うことには、「実は夕日の撮影等はどうでもよいこと、
山小屋での交流の為にはるばる来たのです」と。
こういう「おもてなし」、私にとって一番やっかいなのは
どんな食事を提供すればよいのか、と言うこと、と言うか、要するに
私は何も作れないのです。所がウッズさん、ご飯と、納豆と 簡単な
味噌汁があれば何もいらない、グルメなど全く関心がない、
と言ってくれたのです、これはラッキー。
結局彼が喜んで食べてくれたのは:
昼作った、残り物の豚肉とキャベツの煮物、納豆、山椒の葉っぱを
添えただけの冷たい都路豆腐、焼いたシャケの切り身、
後はデザートの新鮮なキョホウ。
彼の5年以上にわたるカナダ、アメリカでの暮らしのこと、
出来ればアメリカ人になりたかった、でも「ああヤッパリ私は
日本人」と分かって帰国。
アメリカ人は「俺達こそはUSAだー」 と思っているが
カナダ人は、自分達はカナダ人とは思っていないそう。
蛍光灯の光はヤボ、白熱灯は美しい・・
などと言う話で明日まで終始するのかな、
と思っていたら、意外、彼の口からある真面目なテーマが飛び出し、
ひたすらあとはズウーッと キリストと神の愛の話。
白熱灯の温かい光の中 不思議な盛り上がりが
急ごしらえの「ダイニングコーナー」を満たしたのでした。
今朝も予報に反し、外は美しい初秋の青空です。
4 件のコメント:
主に導かれる路はまさにアドヴェンチャー、しかも楽しい。小屋の光景が想い浮かびます^^
この青年、私のブログに
よくコメントしてくれるあの
「モブブさん」です。
「ルークさんは私のこと、知っている
筈ですよ」と言っていました。
僭越ながら
お若いのに彼、なかなかシッカリ
命の道を歩んでおられる、と
お見うけ致した次第です。これからが
大いに楽しみです。
勿論ですよ、よろしくと。
ただいま帰りました〜
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