8月1日に 和歌山の妹夫婦が 泊まりに来る。
一人遠い阿武隈山中に住む兄を わざわざ見に来てくれるわけで、
正に「有り難い」ことである。
去年もこの時期、南のデッキに明々と灯をともし
3人で焼肉をほおばった。夜の森の暗闇がことのほか
涼しい風を送ってくれた。なんで今3人 ここにこうしているのかなと
どこか不思議で しかしとても満ち足りた夜であった。
彼ら 「何もしなくていい、ただ兄さんの建てた小屋で
リラックスしたいだけ」と言ってくれる。
はるばる和歌山からホンのつかの間 唯ノンビリするためにくる。
これは一体何だろう?
誰かのもとで、或いは誰かと共に 安らぐ、くつろぐ、安心する、
多分これこそ総てのことの原点なのではないか。
人にとって 最も大切なものなのではないか。
そうだ、だから今回は お昼寝のおもてなしと言うことにしよう。
昼下がり、涼風そよぐ緑陰の和室でゆっくり眠ってもらおう。
それがいい。
2 件のコメント:
ウーンなんというこのことばの響き、なにやら魅せられる。「昼寝のおもてなし」とは。
我が心に山の冷風がかすかに流れ来る、木の香りする手作りの山小屋にて、昼寝の夢に訪れるものは?
世の騒音聞くこともなく、ただ山の命の流れの中で、心の深みに何が現れるのでしょう。ほんとに楽しみな、時を過ごせることに感謝します。
ひろこさん、有難う。
妹夫婦が来たら、あなたのコメントも
彼らに自慢しようか、なんて。
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