2007年6月30日土曜日

サタンを信じない為に

世界の人々、そして多くのキリスト者でさえ 実は
サタンの言うことを信じている。
それでは サタンを信じない為の幾つかの対策とは?
思いつくままに。

1.対「サタンの過去話」
いきなり 許可もなく私の脳裏のスクリーンに 
総天然色ドキュメンタリー映画が写し出される。
鮮明にありありと突きつけられる私の過去の失敗 、罪、
そして 人には言えないあの時の恥ずかしくみじめな私。
暗い映画館の中 その映像をただぼう然と見つめ
底知れぬ穴に徐々に落ち込んでゆく私。

これが「この映画会社社長」得意の
無断 身勝手な「サタンの過去話」なのです。見たくも聞きたくもないのに、
全く迷惑千万な話です。彼のねらいは 私をサタンの死の中に閉じ込め 
神の命と真理から遠く切り離すことです。

☆でもこの対策は意外と簡単なのです。
「何度も何度も何だ!その映画はもう見飽きたよ。
御血で解決積みっ!領収書のコピー(神の言葉)あるよ、
あなた持ってク?」と言ってやればオーケー。

2.対「突如飛来して来る悪らつな思い」
私の中へ突然、どこからともなく飛来して来るとんでない思い、
例えば 兄弟姉妹への黒く醜い不信感が!
もしもその時サッと手を打たないと それに引き続き 
その他の雑多な変な思いが空の鳥の如くに
四方八方勝手に飛び回る。この現象は一体何なのだ。 

☆対策 「黙れサタン!何これ、これは全部あなたの思いでしょ、
そんな感覚の出所は私じゃないよ、勝手に人のせいにするな!
あなたの私に対する この騙し(だまし)の企ては
2千年前に既に破壊されていることを知らないのか!」
と断固一括してやりましょう。

私の内部から突き起こって来る 出会い頭の空恐ろしい感覚が
全部私の責任であるなどと
決して決めつけ 思いつめてはなりません。
サタンはよく突然 彼の物凄い思いを 私の中に注入するのです。
ですから 私達は常に目を覚ましているべきであり、また真の
キリスト者であるならば そういう感覚の異様な突発性や不均衡性、
アンバランスな異常性に気付く事が出来る筈です。
(これは もらい交通事故的ですね。また時にサタンは
この手段によって人を自殺に追い込むことさえ出来るのです)

「キリストと1つとされた私の中の真の人」がそんな悪魔的なことを
思う筈など絶対にないのです。その思いはあの欺く者が起源です。

ただ もしも私が 彼の言いなりになり、何らの抵抗もなく
「その思い」にただボンヤリと身をゆだねるだけであるならば、
その時に初めて問題となります。しかしそれでも 気付いたら直ちに
御血によって清められましょう。御血の効果は絶大です!

3.対「気分と感覚の奴隷状態」
次に 例えば朝の目覚めの不快感や体調不良、そんな時には 駄目で
無能な自分を実感し やたら「面白くない」感覚が漂う、わけもないのに。
或いは「腰が痛い」もう老化の一途だ!どう考えても悲惨な私と家族の
未来が見える、悲しく無意味な私の人生とその行く末よ、等と。
これは完全に私が「気分と感覚の奴隷」状態に陥ってしまっている姿です。
あな恐ろしや「私の」感覚!

☆対策は 敵に対する毅然とした抵抗、そして叱責と反撃です。
a.
「また来たね、サタン!
あなた、キリスト者の今の驚くべき立場と輝かしい未来について
聖書で読んだことないの?」と 自分の感覚からサッと身を引き
御言葉、真理に意識的に戻り、そして意志を用いて真理を信じると言う
基本的作業を確実に実行しなければなりません。
ボンヤリと成り行きに身をゆだねないことです。(対いじめ と同じ)
b.
「あなたが私に何を感じさせようと、構わない、平気だよ。
生まれながらの私が 堕落の感覚を持つのは当たり前でしょ。
別に驚くことではない。だからこそ神は既に御血を用意されたのだ」
と開き直る。私達は神との交わりへ 御血一つでいつでも直ちに
受け入れられ 戻ることが出来るのです。何と言う特権!
c.
最後に サタンに立ち向かおう。
「私は今 敢えてあなたに立ち向かい 証しのことばを宣告する。
さあよく聞きなさい」と神の真理、御言葉を彼にぶつける:

『永遠の中では その古い私は既に墓の向こうの腐乱死体、神が廃棄した
「腐乱死体の行状」がどうのこうのと あなた頭が変なんじゃない?
そうだよな、それがあなたの得意技 腐乱死体をつついて起こし 
何かをさせることはあなたの仕事、
でもね、それが せいぜいあなたに出来ること、正にあなたの限界なのだ。

さあそれでは いよいよ キリストと一つとされた私を見せてあげよう。
キリストと共に復活した私、今キリストと共に天に座している私は
あなたにとっては恐怖の対象であり 手も足も出ないことは分かっている。
だからこそ 私は今信仰を働かせ この神の永遠の崇高な真理、
復活の実際を万物に対して高らかに宣言し
そして「天地にある奥義的今日のキリスト」の中に私は安息する!

また
あなたから私に送られた あの腐敗した感覚は
神の言葉と矛盾するから はなから不合格、だめっ、 
要するにそれはあなたから来た虚偽に過ぎない。更に

復活の中に無く 永遠性を持たない あなたからの「事実」は総て、
いかにリアルに感じられたとしても、単にこの時空内のもの、一時的で 
たちまち蒸発し消え行く「低次元現象」であることは
あなたも知っているだろう。

その上 あなた自身は 所詮キリストによって既に頭を砕かれ、
「法的立場」の全く無い 唯人をだましおどすことしか出来ない無法者』

ここで少し横道にそれます:
法と義は 明確にこちらサイドにあります。これは動かし得ない事実です。
しかし もしあなたが「法的に守られているあなたの
絶対有利な自分の立場」を知らなかったら 
実際にはとても損をするでしょう。何故ならあなたは
多くの無知による不必要な苦労を自分で背負い込むことになるからです。
だから 私たちキリスト者は「明確に知る」必要があります。
その為に「お勉強」はやはり必要なのです。宇宙は神の力によってだけ
ではなく神の法で成り立っているのです。
知性にたけたあの敵は このことを良く知っているからこそ、ウソによって
無知な私達を やすやすと騙すことができるのです。
しかし知ってはいても しっかりと信じないのであればそれは不信仰です。
(ここで戻る) 

『サタンよ、確かにあなたの ある能力の高さだけは認めてあげよう、
でもそれはごく限られた範囲内でだけ、
それも一時的に許されているだけのこと、
「復活と言う超絶した高さ」と比べたらそれは正に うじ虫の世界の範囲。

時空内に閉じ込められ 単なる被造物に過ぎないあなたの、
程度が低くそんなに軽いウソを 
「復活と永遠と言う世界に住んでいる私」が信じるわけがないでしょ』と
叱責し 撃退する。

そのようにして サッサとそれらの感覚を全部 ちりとりに集めて 
黄泉のゴミステーションに ポイと捨てます。

*      *
さて
キリスト者の未来にひきかえ サタンの運命は極限的悲惨の中にある。
それを知っている彼は 今最後の悪アガキの時に入ろうとしている。
真の悪は いったん走り出したら もう引き返せないもの。だから
これから世界は 悪魔が悪のクライマックスへ突進して行く
最悪の時代を迎える。
人々も必然的に 彼の後を追い 暗闇の中を一寸先も分からず 
意味もなく 唯闇雲に(やみくもに)破滅に向かって進むことになる。

しかし、唯一『神のことばと復活』のみが 
その闇に十分対抗し得る光である。
闇が光に勝つはずなど絶対にあり得ないからである。
その光とはキリスト、そして 
その真の光なるキリストに結合しているキリスト者である。

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