2007年6月15日金曜日

旅の朝

今日は山を降りる日:

早朝 3時の目覚め、南の森の向こうで 
ヨタカが キョキョキョッと 
梅雨の夜空に 鋭く叫ぶ。

この鳥
脚は弱く 昼は 殆ど歩くことさえないが 時々
酒に酔った人の如くに フワフワっと 
ほの暗い森に漂う奇妙な舞いを舞う。

しかし 夜は 凄い高速で 星空を飛行し 
大きな口を開けながら 空中の虫を飲み込むのだ。

もうすぐ この不思議な鳥の
短い夜が明ける。



朝の目覚めの時間 しばしば ある感覚が飛び込んでくる。

ダビデの晩年 主の前での 極めて深刻な罪を生んだ 
あの純情な王の心に忍び寄った 彼の中の「私」。

「数えてはならない」
無限な主の能力に 有限な人の指が 触れてはならないのだ。

何もしない、
ただ 心を解放し 主にのみ 霊を解き放つ。
 

0 件のコメント: