2007年6月8日金曜日

  カリマンの森にて2

 カリマンとは猟師のこと、ここの古来からの地名なのです。
だからカリマンの森は 言わば ハンターズ フォレスト。


 今朝 待望の 明確なるカッコウの初鳴き、
一羽の閑古鳥が 天王山から五十人山へ
輝く森の濃い緑を写す青空を飛行しながら。

 大好きな閑古鳥よ、もっと来い、明日も来い そして来年も来い。
(カリマンあたり ツツドリとホトトギスは 多いのに
カッコウは何故か少ないのです。)



*最後の晩餐とヨハネ* 

 あの最後の夜 まだ若かったヨハネが イエスと過ごした 
はるかに遠い あの晩餐の思い出。

 でも 
 一人生き残ったヨハネの中で 
パウロによる最終的とも見える神の啓示からさえ 
更に経過して行った 長い長い圧迫と熟成の歳月。
 その数十年間の時間の流れの中で 聖霊が 徐々に深く
彼に押し迫り、解き明かし
今 老成したヨハネの脳裏に 水晶の輝きの如く 
クリアに描かれ映し出されて行った
イエスの一語一語、一言一言、ワンフレーズ、ワンフレーズ。

 堰を切ったようなそれらのイエスの言葉は ヨハネの円熟と共に 
究極的な神から私達への 重い重い語りかけとなった。

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