2007年4月19日木曜日

  死について4.

 (4)サタンの手の中の死
 
 普通、自然な状態では、死はサタンの手の中にあり、サタンはまんまと
人々を神から切り離し、神から 遥か離れた場所に隔絶することに
成功しております。
今や人は 『神の命から遠く離れ』(エペソ4‐18) 神の影響を
受けることが全く無くなったのですから、神に対していかなる反応も
持たず、どんな機能を発揮することもありません。
「死が全人類に広がった」(ローマ5‐12)のです。総ての人は死人となり、
今や互いに 死の影響力を行使し、ひたすら神から他人を 更に更に
遠くへ押しやると言う サタンの死の機能を発揮するばかり
となってしまったのです。
 従って 今現在 サタンはもはや、人々に特に働きかける必要も
無いことでしょう。何故なら 人々の中の死がとても有効に
オートマティックに機能しているからです。

(5)サタンのもう一つの武器:ウソ

 ここで私達は サタンのたくらみ:「死によって、人を神から隔絶する」
と言う彼の究極的目的は 既に打ち破られたことを知らねばなりません。
何が サタンを打ち破ったのか?ほかでもない それはキリストの
十字架と復活です。十字架と復活を通して 神と人との隔絶は あたかも
オセロゲームのように 見事に完全に ひっくり返り 逆に 
サタンがどうしても阻止したかった、
キリストと人間との本質的結合が達成されたのです!ハレルヤ!
 何という神の力と知恵でしょう。サタンは完全に敗北したのです。

☆ただし、今述べたサタンの敗北等の 復活の中にある霊的事実が 
 真にあなたのものとなり あなたがその経験の中に入る為には
 人に与えられている驚くべき霊的機能・信仰を行使する必要があります。
  これは 極めて重要なテーマです。後日 触れることになるでしょう。
 
 さて今 このサタンの完全な敗北と言う事実を
シッカリと押さえた上で、私たちは更に話を進めなければなりません。
 それは その敗北したサタンが今 何をしているかと言うことです。
サタンの隔絶のもくろみは 崩壊しました。そうであるならば 
サタンに残された道は何でしょうか。
 それは その事実を隠すか ウソをつくことです。
 虚偽、ウソ、偽装 そこにこそ サタンの本質があるのです。

 ですから私たちには彼を恐れる理由など全く無いのです。
今彼が頼りとするものは ウソをつくことであり
また 偽装の中の 非合法的私達に対する脅迫です。
 ウソ、虚偽、偽装、虚構:その本質は まことにはかなく 弱いものです。
この世界で最も軽いもの、その名はウソです。

 しかし、「手の込んだ巧みなウソ」は 
「力強い構築物」として、また 人の目に美しく また好ましい実態として
私達に迫り 私達を魅了する大きな力であること、
 そしてまた、こと この人をだます と言う能力にかけては 
サタンの力には計り知れないものがあること、  この二つの事実に 
私達はこの時代 ことのほか注意を傾ける必要があるのです。
 
 
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