2011年5月4日水曜日

西南デッキの修復

小屋のデッキ(ベランダ)は全部で4つあり、内3つが
3・11でヒドイ損傷(そんしょう)を受けた。

北デッキは、今無残にも中空にぶら下がっており、
これはとても修復できそうにない。
いずれ何らかの方法で、危険ではあろうが
地面にドサリと数メートル落下させなければならない。

居間に直接接している西デッキであるが、これのみが健在である。
南デッキに続く、西南デッキは基礎からはずれ、大きく傾いて
しまった。

一番大きな南デッキ
(この上を歩いて、小屋の「玄関」にいたる)は、
「2バイ8を二枚重ねた土台」が、西南デッキに
合わせて斜めになってしまったのである。しかし、デッキ
そのものは全く健在であったことはとても感謝であった。

さて昨日昼から、南西デッキの修復にとりかかった。
その作戦とは:
まずは、鉄パイプ三本のアタマを太い針金でくくって、
大きな三脚を作る。そこにイモクボさんから借りた
レバーブロックを取り付け、私を乗せたままデッキを
つり上げるのである。

いろいろと試行錯誤(しこうさくご)した結果、
(機械の威力は偉大)重い重いデッキはつり上がった。
初体験の私にはこれは一寸した感動であった。

後は
基礎の上に適当なライナーを置き、水平機を見ながら
デッキ全体が水平になるようにつり下ろすのだ。
そのようにして、遂にしばらくぶりで、私は春の西の森を
見下ろす、地球に水平なデッキの上に立つことが出来たのであった。

そういえばダビデも
「主は私を水平なところに立たせられる」
見たいなことを言ってましたね。
(水平感、安定感の無い場所に人は暮らせないのだ。)

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