2010年10月20日水曜日

戴(タイ)姉妹の場合


乳がんになった
この女性は共産党幹部(かんぶ)の奥さんであり
キリスト者を迫害する立場の人でした。

病院で薬の治療を受けたのでしたが それがかえって
症状を悪化させたのです。薬物の影響から手足のタダレが
物すごい状態(じょうたい)になり、筋肉が開き、肉内部の
スジが見えるほどだったと言います。それは極めて絶望的な
状況でした。もはや 何にもすがることの出来ない彼女は 
ついに主を信じました。

その時から 症状は徐々に改善(かいぜん)に向かい、一年後 
乳がんと手足のタダレは完全に癒(いや)されたのです。
姉妹は私にズボンをまくって ヒドかったその脚(あし)を
見せてくれました。それは「むこうずね」あたりにあり、
相当広い部分にわたるものでした。

私は手で触らせてもらったのですが
最悪の状態であったその部分は 今完全に乾(かわ)ききり 
正に痕跡(こんせき)をとどめるだけでした。
今教会で主に仕える姉妹は 健康そのものという印象です。

別れぎわ 姉妹は言いました、
「正に人の絶望(ぜつぼう)こそ神の開始です。そして
この深い傷あとは 神が私に残してくれた 
神の愛のすばらしい記念なのです。」

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