2010年6月3日木曜日

新約聖書の時間の流れとステパノ

新約聖書の時間の流れは
福音書をもって始まりますが、
一応 キリストの御業をもって完結します。

キリストの御業とは 
①彼が十字架に向かったこと ②十字架に付けられたこと 
③黄泉に一定時間 留まったこと ④復活したこと 
⑤昇天し 御座に着いたことです。
以上が第一部です。

第二部は彼が昇天し、御座に着かれた時点から
始まります。使徒行伝と黙示録はその時から 
平行的に進行して行きます。

使徒行伝は
唐突(とうとつ)に終わっているように見えます。
と言うことは 実はこの書の実際はまだ終わっていない、
ということが暗示されているのです。ですから
私達は今 黙示録中のある点にいるのであり、また 
使徒行伝・何千章かの時間の中にいることになります。

(この事実のため 今でさえ私達は 
使徒行伝の最後で 神の国を宣べ伝えているパウロの同労者
である必要があるのであり パウロと同じ神の働きの
系譜の中にいなければならない筈です。)

黙示録4章は天の光景の描写(びょうしゃ)で始まり、
5章に入ると 少し前にほふられたばかりの子羊を
見せています。(6節)
この天におられる人の子イエスを 使徒行伝のステパノは
地上から目撃(もくげき)し、パウロはその声を聞きました。
(使徒行伝9、22、26章)

何故なら 彼らに天が開かれたからです。
「地が私達を締(し)め出し」天が私達に対して
開かれる時こそ 私達が初めて 天におられる人の子を
見聞き出来る時です。ですから私達も 何を差し置いても
(即ちこの世から締め出されて)天の人の子を「見る」必要が
あります。そうです、天におられる人の子(今日のキリスト)を
見る啓示(REVELATION)こそが 私たちの必要の総てである
とさえ言えるでしょう。

それ故ステパノは、即ち「天の人の子」を見たが故に、彼は
その短い人生をさえ喜んで終えることが出来た筈です。
そして間もなく 彼の見た「人の子の啓示」は ステパノを殺した
パウロへと受け継がれ ステパノとパウロは 
天地におられる人の子の中で 完全に一つとされたのです。
(ステパノはパウロの中で生き続けた!)

ステパノの最後の言葉です:
「見なさい!
天が開けて、人の子が、神の右に立って
おられるのが見えます。」(使徒行伝7の56)

5 件のコメント:

電気屋 さんのコメント...

交わりのことば
ありがとうございます。

エリヤに与えられたわざが
エリシャにも与えられたように

ステパノに与えられた信仰が
パウロにも与えられていく。

そしてその信仰とわざが私たちにも
与えられている。

神は与えてくださる
信仰とは与えること
神の働きはとどまることが無い。

Mr.Sugar さんのコメント...

留まるところが無い神の働き
私達はそれをこれから共に
目撃することになるでしょう。
ハレルヤです。

ところで 下の文章
私の技量では
電気屋さんのブログに
うまく載せることが出来なかった?ので
ここに書かせて下さい:


タイミングがズレましたが
この前の 薪の話は感動です。

その程度まで焚かないと
本当は ストーブに申しわけない
のですよね。
夏も火を消さない、ホンとは私も
そうしたい!

所で、
針葉樹を焚くのは ストーブを
傷めないでしょうか。針葉樹の残骸は
その辺の国有林に
ゴロゴロしているのです。
もったいない でも時間もない!

それと 
写真のように薪小屋に薪を放り投げて
おくだけで薪が乾くんですね。(それとも
他のところで乾かしたのかな?)
だったらいつか 私もまき小屋を
作りたいと
思わせられました。(露天風呂が先か、
「ウッドシェド」が先か!)

とにかく 冬のTシャツは
カッコいいのきわみです、
憧れ。

Mr.Sugar さんのコメント...

薪の写真をちゃんと見ると
放り投げているのでなく
キチンとつまれていますね。
納得。

そうなるとお宅の薪置き場or薪小屋
の全景を見たくなります。

川上村の田淵義夫さんの本を見ると
2、3年分のストックがあるとか、
それはそれは幸福でしょう。

電気屋 さんのコメント...

薪ストーブのお話し読んでくださりありがとうございます。
私の場合は好きなのとケチなのと半々で楽しんでます。

針葉樹自体は私の経験上は、薪ストーブを傷めることはありません。
薪ストーブおたくが、薪は広葉樹しか、、、みたいな事を言っているだけで都市伝説に近い話です。
薪ストーブの発達した北欧やツンドラ地方などでは、ほぼ針葉樹しかありません。
しかし、注意点はあります。
杉などはパッと燃えてパッと無くなるので、広葉樹より温度変化が激しいです。ですからゆっくりと燃やしてやると木のエネルギーを十分部屋に取り込めます。空気穴を出来るだけふさぎながら暖める事がコツです。薪ストーブの種類によっては急に温度を上げるとコップにお湯を注いだように割れる事もあります。(私も一度割ってます)
また赤松などは油がすごくススが多く出ます。SL機関車の様です。
陶器を焼くときは普通より温度が上がるのでいいのですが、やはり温度管理大切です。(一度薪ストーブを溶かしたことあります)
あと煙突の掃除は増えます。
薪ストーブの恐いことは煙突火災です。煙突が熔けてしまうのでほぼ火事になります。
あえてやってはいけない事をあえてやってみた結果、かなりのスキルを覚えさせていただきました。(現在薪ストーブ3ヶ目)

薪は地面から離して置くだけで十分乾きます。切る時期にもよりますが、私は今年の薪は今年のうちにのマナ方式です。薪は冬が乾きますね。
私はずぼらなので薪小屋を作りました。ほっつけておき時間があれば綺麗に積むだけ、まるでアートの様に積まれる方もいますが私は芸術家にはなれそうにありません。

田淵さんの本もらったことあります。
知り合いの友人らしく近くまで来られるときもあるみたいです。
その道にいる方はその道に長けてらっしゃいますね。

128:2 あなたは、自分の手の勤労の実を食べるとき、幸福で、しあわせであろう。

実に幸せですね。

Mr.Sugar さんのコメント...

詳しい情報 感謝です。
なるほどツンドラ地方は針葉樹ですよね。

所で
いまだに、感動してますよ、

日本は本来 森と木の国、
その日本に
私のようなファッションではない、
その生活全体が
薪ストーブと共にあるという家族が
今 現に存在している 
という事実に。