2010年4月22日木曜日

急きょ下山しました

いよいよ明日は下山か、
今日は ゾーキンがけとトイレそうじだけすればいいかなと 
けさも ぼんやりと気持ちのよい目覚めでした。

しかし、平和な時間はそれまで。
6時過ぎだったでしょうか、降り出した雨が 
直後にミゾレに変わり、そしてほどなく何と雪に、しかも
雪は大粒(つぶ)で激しく密度濃(みつどこ)く 
ドンドンとばかりに落ちて来るではありませんか!

パソコンの天気予報は、昨日と全く同じで 今日は
終日(しゅうじつ)雨、それが明日朝まで続くとはなっているが、
雪とは一つも出ていない。しかし現実はこんなにも凄いドカ雪。
今朝「予報士よ どうしてくれる」と思った阿武隈の人間は
きっと多かったはずです。ここの今の暮らしの中で 
雨と雪では話が全く違うのだ。(予報士さん、すみません)

気温の変化は と見ると、これが一日中 大して変わらない。
正にこれが問題なのです。
日中になって上がるのであれば 全くあわてることはない、
雪は必ず雨に変わり、雨になれば雪はスグとけるのだ。 

これはもう 選択肢(せんたくし)は唯一つ、
「ソク山を脱出(だっしゅつ)」しかありません。
しかも情勢は正に一分を争う。ぐずぐずしてたら わが車の 
夏タイヤでは、とてもすぐそこの林道までも行き着けまい。
(とは言っても250メートルはあるかな) 

顔も洗わないで いつもなら1、2時間かけて
ノンビリやっている下山のシタクを「下山チェック」を
見ながら 大急ぎで終え 何とか(一回はスリップしたか)
国道288(ニーパッパ)に たどり着くことが出来たのです。
おそらくギリギリ セーフだったのでしょう。

いつもの最短の山道(夏井川コース)だと極めて危険、 
距離は長いが 躊躇(ちゅうちょ)なく 真っすぐ
浜(平地)におりることにした。

それでも雪の降りしきる288、慎重(しんちょう)な運転で 
原生林の谷間の道を 下りに下って浜まで出て見ると 
全く何のことはない、そこは雪のユの字もなく 
春の花が美しく咲く のどかこの上ない別世界なのでした。
山はこれだから恐ろしい。

2 件のコメント:

電気屋 さんのコメント...

大変でしたが、ご無事でなにより、
私のところは雨でしたが、蕎麦どころは雪でした。
山は恐ろしいですよね。
だからこそ人が近づきがたく神との交わりがしやすい環境でもありますね。
また、お願いします。

Mr.Sugar さんのコメント...

ハイ、よかったです。
こんな急で、あわてた下山は
初めてでした。

しかし、
それでも山はいいのです。