あなたというタンポポは
春の「日ざしと風雪」の中、
ついに死んで
初めて実を結びます。
だから
タンポポの一番の仕事は
死ぬことです。
死ねば、
やわらかな「風」が来て
タンポポの中の命を
「空」に運びます。
その命の種が どこに落ちるかは
タンポポは知りません。
それは
タンポポのすぐそばかも知れませんし
あなたの知らない
遠い遠い場所かも知れません。
「風」は
思いのままに吹くからです。
*
ヨハネ福音12の24、3の8
「日ざしと風雪」はこの世
「空」は復活、
「風」は聖霊です。
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