2010年1月17日日曜日

御名をみだりに唱えてはならない(1)

出エジプト20章7節の
「あなたは、あなたの神、主の御名をみだりに
唱えてはならない。主は、御名をみだりに唱える者を、
罰せずにはおかない」、とはどのような事なのでしょうか?


私の答えはこうです:
いわゆる十戒の中で、1節から7節までは 
最も重要な戒めです。それは
「人の神に対する関係」がテーマです。

この段落での強調は
神は 人に先ず 神を単一に愛して欲しい、と言うことです。
ここでは実は
「愛の量」よりも 愛の単一さ、純粋さに重きがあります。
即ち 神は「たくさん愛する」よりも、私たちが他のものに
心を奪われずに、単一に神だけを愛して欲しいということです。
それが「ねたむ神」の私達に対する基本的な要求です。
「ねたみ」とはそもそも 愛する対象が単一な愛を欠く
所から生ずるのではないでしょうか。

しかし、
もし人が 他の物事を愛することを排し、神を単一に愛する
ことが出来るならば、その時から その愛の量も自然に健全に
増し加わるでしょう。なぜなら、実は単一に神を愛する
愛の中には既に 愛の強さ、深さが内在しているからです。
従って人はその時に初めて
「心を尽くし 思いを尽くし 神を愛する」と言う新約の
要求にさえ迫ることが出来るのです。
しかし、先ず私たちは 
神を単一に愛することを学ばなければなりません。

1 件のコメント:

陽子 さんのコメント...

陽子が書きました
感謝します
良く解かりました
私を救って下さった神様だけを
忠実に愛して行く事ですね
神様と一つに成ることですね
神様は総ての事を理解させて下さると
書いています
期待して聖書を読みます
これからも宜しく
お願いします