強制収容所から、「祖父」が召されたという連絡があった。
彼と苦しみを共にした収容所の友人の話によると、彼の心臓の
病が非常に重くなり、トラクターに乗せられて40キロ離れた
病院に連れて行かれた。
その旅は荒れた山道を行くものであった。
その病院に行く途中で彼は主の元に召されたのである。
死ぬ前に、彼は、枕の下に大きな震える文字の書かれた
1枚の紙を残しておいた。
彼は生涯を通じて保ち続けてきた真理について
証しをしたかったのである。
「キリストは神の御子であられます。
彼は人々の罪を贖うため死なれ、
3日後によみがえられました。
これこそ、宇宙における最も大切な事実です。
私は、キリストを信じながら、死んで行きます。」
(クリスチャン新聞 1993/4/11号)
★
・W.ニーの逝去、
それは1972年5月とされています。
・吳友琦さんの文章から見ると、最後に農耕機に
乗せられてW.ニーが向かった先は病院でなく、
囚人のための他の施設であった、とも取れます。
しかし、あくまでこれは想像の域を出ません。
・W.ニーに子供はおりませんでした。
従って上に「祖父」とありますが、その人は
血縁上の孫ではありません。
・孫友琦さんの中文、英文の証は
私Sugar が 先日ある在米の日本人からいただいたものです。
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