2009年10月31日土曜日

鳩を放て

箱舟はこの時代のエクレシアです。
その中に入れられた者達は 
水に覆われた古い死の世界から
「新しい人」と言う領域に移された人達です。
彼らは「新しい人」のカバーリングの故に 今や
古い世界を超越し、完全な救いを得ています。

しかしながら、
彼らはまだ、次の時代に「着地」したわけではありません。
彼らは今まだ、足の下に 死と絶えず接点を持ち
水の「底鳴り」の脅威を感じざるを得ないでしょう。
彼らは未だに 四隅を区切られた時空という
限界の中にいるのです。

しかし、これは単に時間の問題です。
箱舟の中の者達は 次のステップが 
まじかな現実であることを よく知っています。 
箱舟の中の種々の交わりは、下界の死の水の量に反比例し 
徐々に、しかし確実に その確かな希望と興奮が
増し加わって来るでしょう。

この時代、ノアのするべきことは一体何でしょう。
それは鳥を放つことです、鳩です。あなたは
この時代の末、自分の手と言う限界の中から 
あの聖霊であられる
「無限の生き物」を 外に解放しなければなりません。 
あなたがもしそうするならば、
鳩は ゼルバベルの手の中の「下げ振り」のように
この死の世界の全地を 隈なく行き巡るでしょう。

そして鳩はまもなく 死の世界から甦った
次の時代の 小さな美しい萌芽を
あなたの手に持ち帰るはずです。
その知らせは 箱舟の者達の交わりを 更に豊かに
新鮮な不思議、驚き、喜び、そして賛美で満たすでしょう。

その全く新しい
誰も聞いたことのない彼らの喜びと賛美こそ、
間もなく彼ら自身が、この四隅のある限界から抜け出し、
新しい無限の天地に しかと降り立つ日の
確実な前触れとなるのです。



鳩は 時空を超えた復活のキリストです。
ゼルバベルの下げ振りは、ゼカリヤ4の9、10にあります。
「行き巡る」は原文では全地球を「あちこち走り回る」のようです。
(黙示録5の6も参照してください)

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