2008年9月6日土曜日

良い納戸、踏み台の作り方

来週末、お客が来られます、
となって初めて私は工事をする気になるのです。そういうことでもないと、
工事なんかする気になりますかね。小屋は汚いけれど、一応自分一人の
生活は出来るのですから。

で、それまでの6日間、何をするかです。
先ずはよい納戸(カッコよく言えばウオークインクローゼット)を
作ることです。その必要はとても大きい。

何故なら、本来であれば人間様がノビノビ楽しむべき相当多くの貴重な
スペースを、何と言うことだ、 たくさんの「物ドモ」が、
中には全くお呼びでない無用のイソウロウ達までもが正に我がもの顔で
雑然と汚らしくそこらに鎮座しているからです。「これはけしからん、
許すわけには行かない、家と言うものは人には人の、物には物の
おるべき場所があるのだ、そこに控えおれ!」

と言うわけで今度は冷静になり、よいクローゼットの条件とは
と考えて見ると、それは:
①ある一点に立てば、収納された物が総て見えることです。物の陰
(つまり物の奥と物の下)に物が隠れてしまう状態はよい収納
とは言えないのです。それから
②出来るだけワンモーションで総ての物が取り出せること、
だと思います。

問題はスペースですね。
狭いスペースで①②の条件を満たすとなれば、物を種類ごとに透明な
ケースに入れ、ケースにその物の種類を明示し それを何段もの
「カイコだな」(分かりますか?)を作って、それらのケースを横に一列に
並べる しかないと私は思います。

一段のカイコだなに物を二重に置くことは②の条件を満たしませんから
カイコだなはどうしても高さの寸法が違う数種類を作る必要があります。
結局 「良いクローゼットとは良いカイコだなのあるクローゼット」
と言うことになりそうですね。

問題はもう一つあります。
狭いクローゼットのことですから どうしてもカイコ棚は4、5段にもなって
背が随分高くなります。ですから一個だけ、とてもよい踏み台が必要となる
のです。その条件はこうです、

人が納戸に入り、その踏み台を目にした時、「面倒そう」とか
「危なっかしい」と思わせないで、納戸内のどこにある物でも
簡単に取り出す意欲を感じさせるようなものでなければなりません。
こう考えると、たかが踏み台でも結構 難しいものですね。
さあ、うまく行くでしょうか。それではいよいよ作業に入ります。

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