2008年5月27日火曜日

十字架とは「閉じ込められ」(2)

昨日Mさんからいただいたコメントをここに無断で
転載させていただきます。

我々人間の日常のあらゆる場所においても、閉じ込められ、
十字架の死の道が準備されていますね。以前Sugarさんが
例え話の中で語られた銀行のキャッシュディスペンサーの
待つ列の中の自分:
前のおばちゃんが(失礼)使い方が分からずモタモタしている時、
我々は死の中に閉じ込められているのです。この状況をどう
乗り越えるか?天然の才能、この世で鍛えた才能の「忍耐」を
適用するか、それとも十字架の死を適用するか
ハレルヤ!神はあらゆる場で我々にあなたのいのちへの道を
用意されているのですね!


Mさん有難うございます。
本当に「閉じ込め」は私達一人一人への神の明確な意志ですね。
それは私達の日常生活に日々何が起こっているかを見れば
すぐに分かることです。神は私達を自由な鳥にしたり 時空を
超えた天使にする意図は全くありません。ひたすら不自由で
弱く無能な「人の子」の中に留めたいのです。
その奥にこそ人に対して神が定められた極めて深く高い意味と価値が
秘められているのです。ですから私達には 今時空に閉じ込められて
いることへの感謝さえあるべきでしょう「主よ、今私が鳥や天使
でないことを感謝します」と。

次に大切なことは 毎時私達の日常生活に次々と送られて来る
煩雑な事象の一点一点を私がどう迎えるかです。
ポイントは先ずそれらを「神から私に丁寧に送られて来た
尊い閉じ込め」であると意識出来るか否かです。
私達はそれにフト気づき、その閉じ込めを神の手から受けとり
ジタバタせず、人を恨まず、自分の暗い穴の中でいじけず
ふてくされず投げやりにならず、奔放にならず、崩れず、
そっぽを向かず、逃げ隠れせず、
ただ単純に主を見上げ、落ち着いて「主よこのことはあなたから
私に届けられた閉じ込めです。私は今これを真正面からそのまま
あなたの手から受け入れ、私はこの閉じ込めの中で黙って死にます」と
祈ればよいのです。(でももしここまで来ることが出来れば、
たとえそれだけで終わるとしても一番楽ですよね!)

しかしその時永遠の世界では 一体何が起こるのでしょうか。
それは実に「あの原型」にあるキリストの永遠の死が時空を超えて
確実にあなたに伝達されるのです。その時キリストの十字架と
「あなたの今の十字架」は「その霊」の中で連結され
そのようにしてあなたはこの時空の中であなたへの
キリストの死の適用を直接受けることが出来るのです。
従って次の段階として「あの永遠の原型」は更にあなたを
キリストと共なる復活へともたらすのです。これは必然です。

これら一連の作業は総て聖霊の霊的な力による事は言うまでも
ありません。その聖霊の作業は「神が永遠において既にあなたを
キリストと一つにして下さっている」という「神による永遠の御業」
に基づいているのです。もし仮にそれがなかったとしたら、
私がいくら信仰を用いて熱心に祈ったとしてもそれは単なる私の
寝言に過ぎないことになります。それは大した喜劇です。
しかし事実として「あなたは既にキリストの中に置かれている
という真理」が定まっているので、
聖霊はあなたの信仰を見て安心してその真理を
あなたの時空に降ろし適用することが出来るのです。

その様な現象が霊の世界において現実となる時にのみ 
あなたが復活のキリストを地上の時空の中にもたらす事が出来る
と言えるのです。何故ならこれらは神と人の共同作業であるからです。
しかしあなたの作業とは何でしょうか。それは唯信じることに過ぎません。
 
私達が信仰によってキリストの死に真にあずかるとき、その時に
初めて復活のキリストがこの地上において事をなさることが
可能となります。その復活のキリストの活動だけが
「私達の奉仕」の実質と言い得るものです。
それ以外のいかなるキリスト者の活動も神の前においては
少しの価値も無いと言わなければなりません。

要点は:
①先ずは神の許しの元に送られる(それらの殆どはサタン起源)
多くはとても些細と見える「閉じ込め」にあなたが気づくこと
②信仰を用いてそれを神の手から受け取り、
その閉じ込めの中に身を置くこと
③後は何もせず、主との結合の中に留まることです。
その結果 「あなた関連の時空」に現れ、あなたの予測を超える
不思議な「キリストの復活現象」(しかし、それは決して人受けする
形では現れない)は総て働きの主であられる神御自身の御業で
あるのです。その御業において栄えるのは復活の主御自身だけであり、
決してあなたではありません。私達自身はただあの
バプテスマのヨハネの運命をたどるべきです。



実はまだ下にいるのです。あす一人で山に入ります。
今度の小屋滞在は一週間くらいでしょうか。(下山は6月5日?)
ケンは大分よくなりました、お蔭様で。    

0 件のコメント: