2007年4月21日土曜日

  神の冤罪!

         あの朝 
   地球の あの場所に 忽然と現れた
    神の大法廷と処刑の十字架。
         
     神の御こころに完全に従った、
    純粋、無垢なるあのナザレ人が
     黙って死刑に処せられた。
          
 『でも そんなことがあっていいのだろうか!』  
    
    『もしそれが事実であるならば、
  それは神の冤罪でなければ 正に不条理』
     と言う考えがよぎる。

     しかし 次の瞬間、
     あの処刑の木の上に
     私の諸々の咎と
  人類の重く巨大な罪のかたまりが
確かに存在していたのだと 分かる。
         
     もしそうでなければ 
  その時 宇宙は大崩壊したはずである。

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