あの朝
地球の あの場所に 忽然と現れた
神の大法廷と処刑の十字架。
神の御こころに完全に従った、
純粋、無垢なるあのナザレ人が
黙って死刑に処せられた。
『でも そんなことがあっていいのだろうか!』
『もしそれが事実であるならば、
それは神の冤罪でなければ 正に不条理』
と言う考えがよぎる。
しかし 次の瞬間、
あの処刑の木の上に
私の諸々の咎と
人類の重く巨大な罪のかたまりが
確かに存在していたのだと 分かる。
もしそうでなければ
その時 宇宙は大崩壊したはずである。
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