2011年6月2日木曜日

カリマンの線量です

6:00と20:00の二回測量
(マイクロシーベルト毎時)

5月
27日:1・45、1・41
28日:1・46、1・34
29日:1・35、1・15
30日:1・27、1・38
31日:1・41、1・43

6月
1日:1・31、1・40
2日:1・38、1・41

田村市は原発から近いのに、
その割には線量は低いのです。
しかしここカリマンは山の上にあるせいでしょうか
高い値(郡山市なみ)です。

おおよその田村市がとても低い(0・2位)のは、
まことにちょうどよく、原発からの風が山にさえぎられる
と言うほぼ真西方向にあるから、かも知れません。

懸念していた
初夏の原発方向から吹く風「やませ」の影響は
今の所なさそうですね。

改めて
「カリマン測候所」の毎日のレポートには感謝です。
http://white.ap.teacup.com/imokubo/

ps:

現実問題として
(即ち、これからの時代、どこにいようとも
もはや無菌状態の中で生きることなど望み得ないと言う
逃げ場のない現実の中)シッカリと腹をくくり
「どう放射能とおりあいをつけて、より楽しく生きる
べきか」は重要です。
(危ないのは放射能だけではないようですが)

その中でも
「幼い人達、またこれから子供を生もうとする人たち」と
私のような「高齢者」とでは全然話が異なると思います。

私達老人は要するに、これから悪条件の中で
生きざるを得ないと言うありのままを冷静に受け入れ
そんなに長くはない残された年月をどうすれば
「より値打ちのある生き方が出来るだろうか」
という視点から測り、考え、実行すればよいと
考えております。

しょせん、この世は天国ではなく、
この世を改善することなど基本的には不可能です。
むしろこの世界は、これから一定数の浮沈をくり返しつつ
徐々に、しかしながら確実に悪化の道をたどるであろう
という「人類の運命」を回避(かいひ)することは不可能です。

だからと言って
過剰(かじょう)に恐れる必要は全くありません。

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