2009年7月15日水曜日

神の愛は本気です

「私は今 一日中 
十字架を離れることが出来ないのです」
と言うあなたのお言葉、
実に貴重なものとしてお受け致しました。


「人の中の旧創造すべてを処する十字架」
それが今 生きてあなたの前にあるのですね。
それにしても、考えられないほどです、
旧創造の「総てを」とは。

神が与えたあなたの十字架、
それが 単なる美辞ではなく、
ある日私達の手が触れる現実となり
そして私の目の前に迫って来るとき
殆どのキリスト者にとって それでも
自分の中に強い抵抗を
感じないわけには行かないでしょう。

しかし十字架は
私とあなたを決して逃がしはしないのです。
なぜならば、
そこには、私に対する神の愛という
とても確かな裏づけがあるからです。
だから私も進んで、そして喜んで「それ」を捨てるのです。

これは確かに、
人の魂の感覚など物ともしない
この世に存在するあらゆる実感を超えた実体・信仰
と言う驚くべき賜の所産です。
それは明らかに人に訪れる最初の奇跡であり、
決してこの世のものではありません。

この道を真に歩もうとするキリスト者に対し 
真の「甘美さ」、即ち永遠の世界において 
決して動くことのない「御父と御子の間にあった甘美さ」
にさえ到達させようとする
神の本気の取り扱いは何と真実なことでしょう。

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