2009年6月30日火曜日

感情の三分野:愛情、欲望、感覚

喜び、幸福、愉快、興奮、ため息、いらだち、刺激、落胆、悲しみ、
悲嘆、憂鬱、惨め、悲哀、動揺、混乱、心配、熱烈、冷淡、情愛、
好み、むさぼり、同情、慈愛、嗜好、欲望、興味、願望、期待、
高ぶり、恐れ後悔、憎しみ・・ 
これら総ては私達の感情から出てきます。

人の思考と関係する総ての働きは、考える器官、即ち「思い」
から出てきます。そして物事の決定に関連する働きは「意志」
から生じます。これら思考・思想と、そして決定を除く、
その他の機能は総て感情から出てきます。多くの多種多様な
感覚は感情の機能です。感情は非常に広範囲に及ぶもので、
殆ど魂的な信者は「感情的な信者」です。

以上の数多くの項目を下記のようにまとめる場合もあります。
それは、いわゆる七つの情感です。即ち:愛、憎しみ、喜び、悲しみ、
興奮、落胆、興味(無関心)です。これらは皆、感情に属します。

以上のように、人の感情は広範囲に及ぶ為に非常に複雑です。
今これからの理解を助ける為に便宜上、私達は感情を更に
簡単に、三つの部分に分けたいと思います。即ち、
①愛情、②欲望、③感覚です。この三つの部分は
上記の数多くの項目を総て含むことになります。

ですから、もしも信者が、この三つの面に「打ち勝つ」ことが
出来るなら、彼は速やかに「純粋な霊の命」に入ると言えるのです。
(先人の言葉より)

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