2007年9月16日日曜日

ダッチオーブンパーティ

9月15日の夜も明けて ロフトの南の窓から見下ろすと 
やっぱりセージ達の車が来ている。
これはつまり、昨夜 私が熟睡している只中
二人は私を起こさないようにと  猫足さしあし和室に侵入、
そして彼らもそーっと眠りについたということなのである。
めでたい、これで小屋は彼らの定宿(じょうやど)となった。

昨夜のその話で盛り上がった後
午前は3人で船引まで買い物に行く:
マルシアは食材を セージは電気工事の材料を調達、
私は一畳分だけ 人工芝の買い足しをした。
そしてランチは
マルシアのおいしいソーメンとあんこ白玉であった。

午後は3人3様の作業に励む:
私は今日になってしまった デッキの人工芝の 仕上げを急ぎ、
セージは各所の電気のコンセント 取り付けをやってくれた。
彼はその方の資格を持っているのです。これ本当に有難い。
マルシアはと言えば  今日のメイン芋久保氏を迎えての
ダッチオーブン料理の準備に取り掛かる。

夕方になり、いよいよ南デッキで炭火を起こし 
テーブル椅子等の設営をする。
この炭火をおこすタイミングがちょっと難しいのだ。
セージがクサリでダッチオーブンを炭火の上にぶら下げると
ちょうどよいタイミングで マルシアが食材をオーブンに運ぶ。
中身は鶏肉、ジャガイモ、ピーマン、人参と、少量のワイン、醤油、
それに各種の香辛料を加える。
下からの炭火と重い重いオーブンのふた の上にも置いた 炭火の
上下からの強烈な熱によって食材は 蒸し焼き状態になるのだ。
後はじっくり時間をかけて各種の風 味を 食材にしみ込ませれば
よいだけなのである。

(こうやって見ると調理音痴の私でも そのうちトライしてみようかな
などと つい思ってしまうジャガイモの柔らかさと
ダッチオーブン料理の簡便さなのであった。
でも マルシアはこの点どう思うのかな?)

さてすっかり夜ともなり
森の暗闇の中から いよいよ芋久保氏が軽トラで登場する。:
ビールで乾杯の後  突然のスズメバチ襲来の 生々しい仕事上の
恐怖体験 「体に徐々にしびれが来る!一定時間内に
診療所に駆けつけ 点滴をしないと本当にヤバイのです」と。 
森林組合で働く人々の これは職業病ならぬ 職業災害ですね。
これは実に大変なことではないか。


様々な話は尽きることはないが 時間は尽きる。

それにしても虫はいず、そしてちょうどよい気候、涼しい秋風、 
9月の半戸外  南デッキでの静かな
夜のダッチオーブンパーティは本当に悪くないのです。

7 件のコメント:

芋久保 さんのコメント...

デッキでの食事は何回も経験していますが、蚊がいたり、
途中から雨が降ってきたりで、なかなか今回のようなタイミングで美味しい料理をいただいたことはありません。本当に秋風が気持ちいい。マルシアさんごちそうさまでした。皆さんありがとう! Sugarさんは若い二人を迎えてとても幸せそうでした。素晴らしい仲間たち定宿も出来たことだしまた狩萬に来て下さ〜い。

Mr.Sugar さんのコメント...

初めてのダッチオーブン料理がうまくできてよかったです。さらに芋久保さんの経験豊富な話を聞かせて頂き、より料理を美味しく感じさせました。
芋久保さん、手作りの味噌と採りたて野菜をどうもありがとうございました。早速なすを他の野菜と一緒に朝からお漬物(醤油付け)にしています。夜になったら頂きたいと思います。

Sugar先生、いつも私達を温かく、快く受け入れてくれてどうもありがとうございます。山のうちの一泊は最高に居心地が良いんです。

匿名 さんのコメント...

上記のコメントはMr.Sugarではなくマルシアからでした(Mr.Sugarのパソコン使用)。

匿名 さんのコメント...

とにかくよだれが出そうな文で、うらやましい!わたしもたべてみたいなー。
兄弟の人との交わりにもご満悦で、にこやかな喜びの表情を想像しました。

Mr.Sugar さんのコメント...

ひろこさん、ぜひお出で下さい。

今 山は陽光ふりそそぎ、涼風がロフトの

窓から窓へ通り抜けます。


さてさて 今日は夜まで 若いカップルと

一日どんな時間になるのやら。

匿名 さんのコメント...

何だかいい香がしてきましたよ^^栄養士と電気工事の専門家ですか。何とも素晴らしい主の配剤ではありますね。よろしく。

Mr.Sugar さんのコメント...

二人はついさっき帰って行きました。
288の途中、温泉にでも浸かってなどと
言いながら。
彼らとの強く不思議なキズナ、
これは一体何だろう。