実にひどい所を通られましたね。・・
でも今日は愛するお二人に 私の心の奥にあることを そのまま
率直に言わせてもらうべきではないかと考えております。
それはこういうことです:
今回の大変な出来事は お二人の上に 主が敢えて
許されたことではなかろうか、ということです。
当然それは神の敵の仕業でした。しかし、総ては神の手の中で
許されたことでもある筈です。
以前も あの「この上なく大変な出来事」があり、そして
またまた今回と 二度にも渡(わた)って、主はあなたたちから
言わば「総てが取り去られること」を許されたのです!お二人が
精魂(せいこん)傾(かたむ)けて はぐくんで来られたものを。
ごめんなさい、とてもむごいように聞こえるかも知れません。
しかし、私が見る所、これは実は主にとっては ある重要な意図を
含んだ どうしても避け得ない出来事であったのではないか、
と思わざるを得ないのです。
*
今回いただいたお手紙の中で 姉妹は二つのことを
書かれておられます。私はそこに何か主の 深い御心を
見る思いがするのです。一つは 今もなお姉妹の心に残る
「彼らは何をしているのか分からないのです」と言う
彼らに対する愛です。それは間違いなく主からに違いありません。
そして 今感じておられる 涙の中の深い不思議な平安です。
これも間違いなく天からです。
この二つの事実は
すばらしい何かの前兆(ぜんちょう)ではないでしょうか。
主と天から 兄弟姉妹に これから「これまでに経験できなかった
何か、全く新しい何か」が 届けられようとしているのではないのかと
私は実は今 大いに期待をしているのです。
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