昨日も雨の合間に
ロフトのデッキの床の数箇所、その腐食の修理をしました。
今度、修理したこの木の合板の上に、防水状にトタンを
張ろうと思っております。床にトタンとはあまり聞かない
話ですが、トタンは意外と雨でもすべりにくいのです。
それにしても「石巻合板」の合板はすごい。なにしろ
戸外の床に使用して10年以上もったのだから。
★
有名な創世記3の14、ヘビに対する主の言葉ですが
新改訳では「お前は一生腹ばいで歩き、チリを食べ
なければならない」と訳しています。
しかしここの「ねばならない」は全く余計です。
口語訳でも「総べての英語の訳」でも、ここに「ねばならない」
はありません。どうしてここに、原語にない「ねばならない」を
加えたのか、はなはだ疑問です。
チリとは人であり、ここは「サタンは人を食して生きる
ことになる」と言う意味であって、神は「サタンよ、あなたは
人を食べなければならない」と言ったわけではありません。
この差異は小さくはないでしょう。
日本語としての「美しさ」などはどうでも、原語の意味を
愚直に示すことだけを目的としら日本語訳が待たれます。
(それはきわめて困難な仕事であることは分っておりますが・・)
ちなみに、詩篇27の2
「悪を行う者が私(ダビデ)の肉を食らおうとして」と
ありますが、この「食べる」はヘブル語のakalであり、
この語は創世記3章のヘブル語と同じです。
またこの「肉」はヘブル語のbasarであり、新約聖書の
肉・sarxに該当する語であることは意味が深いです。
サタンの食料は人であることは明らかですが、サタンは何も
人の全体を食べるわけではなく、彼が食べたいのは、ひたすら
ただ人の肉だけなのでしょう。キリスト者の中には、サタンが
食べたいどころか「近寄りたくも、考えたくもない」という部分が
きっとあるのです。
それにしても、サタンがこの地上で、食料にことかくように
なるのは、一体いつのことでしょうか。
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