2011年6月22日水曜日

キリストの勝利とサタン滅亡の展開2

だから、
そこに彼を追いつめる者がいなければなりません。
上の3つの大きなサタンの後退(刑の三大執行)は
主ご自身や天使によりますが、今現在、サタンを追いつめ、
後退させるべき被造物は何と、キリストを内に持つ
キリスト者達です。

しかし、もしもキリスト者が常に目を覚まし、
強い霊によって彼等を追いつめていないならば、逆に
必ず追いつめられていることになります。それは人の霊が
悪霊達によって取り囲まれ、圧迫され、遂には眠らされ、
死に至ってしまう、という大変な状態です。霊的な戦いは
まるで人の霊対悪霊の「押し相撲」のようです。

「上の3つの目立つ後退、サタンの投げ落とされ」の原因に
なるのが、今の時代における、さきほど述べた悪霊達(無数の
サタンの子分達)の後退です。それは現実的に、今私達の日常
生活の中で起らねばなりません。

しかしこの時代においてそれは、必ず目立たない隠された
方法によるべきであり、キリスト者がよく見聞きする
「悪霊追い出し」とは似てもにつかないものです。

黙示録の予言によれば、もしも、悪霊達の後退が
この時代の中で、ある程度にまで至らないならば、上のサタンに
対する神の裁(さば)きの3回にわたる大執行(しっこう)は
ドンドン先のばしにされることでしょう。それは当然この
地球上の「真の平和」も先送りされることを意味しております。

永遠の十字架においてサタンは滅亡しました。しかし、この
エクレシアの時代、キリスト者が信仰によって「既に完成した
サタン滅亡」を根拠に、その事実を時空に引き出し、現すことを
神は心から願っておられるのです。「永遠の中の真理」は、
「時空の中の事実」に遥かに・ハルかに勝るからです。
(これこそ本当の「天地の差」です。)

最後にもう一つの理由を言えば
キリスト者とは(一寸信じがたいほどですが)将来何と、神の
栄光に共にあずかるべき存在でもあるからです。(ローマ8章)
それにしても私達の神は何と不思議でありがたい神でしょう!

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