だから、
そこに彼を追いつめる者がいなければなりません。
上の3つの大きなサタンの後退(刑の三大執行)は
主ご自身や天使によりますが、今現在、サタンを追いつめ、
後退させるべき被造物は何と、キリストを内に持つ
キリスト者達です。
しかし、もしもキリスト者が常に目を覚まし、
強い霊によって彼等を追いつめていないならば、逆に
必ず追いつめられていることになります。それは人の霊が
悪霊達によって取り囲まれ、圧迫され、遂には眠らされ、
死に至ってしまう、という大変な状態です。霊的な戦いは
まるで人の霊対悪霊の「押し相撲」のようです。
「上の3つの目立つ後退、サタンの投げ落とされ」の原因に
なるのが、今の時代における、さきほど述べた悪霊達(無数の
サタンの子分達)の後退です。それは現実的に、今私達の日常
生活の中で起らねばなりません。
しかしこの時代においてそれは、必ず目立たない隠された
方法によるべきであり、キリスト者がよく見聞きする
「悪霊追い出し」とは似てもにつかないものです。
黙示録の予言によれば、もしも、悪霊達の後退が
この時代の中で、ある程度にまで至らないならば、上のサタンに
対する神の裁(さば)きの3回にわたる大執行(しっこう)は
ドンドン先のばしにされることでしょう。それは当然この
地球上の「真の平和」も先送りされることを意味しております。
永遠の十字架においてサタンは滅亡しました。しかし、この
エクレシアの時代、キリスト者が信仰によって「既に完成した
サタン滅亡」を根拠に、その事実を時空に引き出し、現すことを
神は心から願っておられるのです。「永遠の中の真理」は、
「時空の中の事実」に遥かに・ハルかに勝るからです。
(これこそ本当の「天地の差」です。)
最後にもう一つの理由を言えば
キリスト者とは(一寸信じがたいほどですが)将来何と、神の
栄光に共にあずかるべき存在でもあるからです。(ローマ8章)
それにしても私達の神は何と不思議でありがたい神でしょう!
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