しかしながら、全く損傷(そんしょう)がなかったのは
建物本体だけであり、建物に付随(ふずい)した設備や
物品の状態は正に惨憺(さんたん)たるありさまです。
私には小屋の中、どこもかしこも、ガレキに見えてしまいます。
(モチロン本当のガレキではありませんが・・)実際
足の踏み場もないのですよ。これでは、とてもとても今
手をつける気になどなりません。
いくつか例をあげてみると・・
百何十キロの重さの薪ストーブは45度、位置を変えています。
(これは後で、2・3人で「セーノ」とやらないと直りません。)
しかし煙突が大丈夫であったことは感謝です。
立てかけておいたものは殆どが倒れております。
二つの大きなミラーもそうです。
しかし破損(はそん)がなかったのであり難い。
倒れなかったのは冷蔵庫くらいかな。しかし
おるべき所にはおらず、ドアは開きっぱなし、
3月11日から、ずうっと
ピーピーと音楽をかなで続けていたのでしょう。
ダイニングの食器戸棚は完全に倒れており、ロフトのホン立てと
タンスは、ロフトで十分に踊りを踊ったあと、ロフトの
階段に落下したと見え、そして階段を完全にふさいだのです。
(それを突破して自室に行くのが一苦労でした)
南デッキに立てかけておいた大きなサッシのガラスは
コナゴナにわれ、あたりに飛び散って
南デッキは危険な状態です。
南西のデッキと北デッキの二つは基礎がはずれ、
倒壊しかけております。(この修理には相当時間が
かかるでしょう)
壁の「おじいさんの古時計」をはじめ
時計と言う時計は全部床に落ち、
マルシアの電子レンジとコーヒーメーカーは
棚から転がり、電話は棚からブラ下がっておりました。
そして何とあの電子ピアノも・・・。
*
しかし、私のこんな「苦労」?など全くの遊びに過ぎません。
ここからさして遠くないあの海辺で、今も展開している
あの未曾有(みぞう)の惨事(さんじ)を思うならば・・
3 件のコメント:
すみません。ワッフルの旦那です。
スグに分かりますよ。
それにしても
「ワッフルの旦那」は旧名よりも
いい名前ですよ。
さて
イヤイヤ驚きましたよ、アゼンですね。
あしたは何から始めましょうか。
11日は、物すごい揺れだったはずです。
なのにツリーハウスのしなやかさなのか
中の物品がいくら転んでも、
ハウス自体はその原型を留めてしまう、
ということでしょうか。
やはり一寸不思議な感じがします。
ワッフルの旦那のコメントが見れませんが、何処かに行ってますので、調べてみて下さい。
Saltさんや電気屋さん(ワッフルの旦那)のブログでもそうでしたから。
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