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乳がんになった
この女性は共産党幹部(かんぶ)の奥さんであり
キリスト者を迫害する立場の人でした。
病院で薬の治療を受けたのでしたが それがかえって
症状を悪化させたのです。薬物の影響から手足のタダレが
物すごい状態(じょうたい)になり、筋肉が開き、肉内部の
スジが見えるほどだったと言います。それは極めて絶望的な
状況でした。もはや 何にもすがることの出来ない彼女は
ついに主を信じました。
その時から 症状は徐々に改善(かいぜん)に向かい、一年後
乳がんと手足のタダレは完全に癒(いや)されたのです。
姉妹は私にズボンをまくって ヒドかったその脚(あし)を
見せてくれました。それは「むこうずね」あたりにあり、
相当広い部分にわたるものでした。
私は手で触らせてもらったのですが
最悪の状態であったその部分は 今完全に乾(かわ)ききり
正に痕跡(こんせき)をとどめるだけでした。
今教会で主に仕える姉妹は 健康そのものという印象です。
別れぎわ 姉妹は言いました、
「正に人の絶望(ぜつぼう)こそ神の開始です。そして
この深い傷あとは 神が私に残してくれた
神の愛のすばらしい記念なのです。」
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