2010年4月28日水曜日

祈るケン

精神病院の小さな面会室、彼と向き合った私は
「ケン お祈りしようか」と言った、
ケンは声に出し一生懸命 祈った。

この病に取り付かれて10余年、
ケンには何故か 小さな奇跡さえ起こりません。
のみか
何度も入退院をくりかえす中 あるいは 
彼の精神の底が今 更なる崩壊(ほうかい)へと
向かっているのかも知れません。

それでも今日 私は幸せでした。
たとえこれから 
彼の総てが失われるようなことが 
あり得るとしても、
あの祈るケンの中に
彼と結ばれている永遠が 確かに
存在することを私は もう一度
確認することが出来たからです。

5 件のコメント:

Luke さんのコメント...

たとえ魂(精神)は崩壊したとしても、霊は主とひとつ。この事実を覆すことはサタンでもできない。
私たちのすべての希望はここにあると思っています。

匿名 さんのコメント...

主の最善がなされるように祈ります。

Mr.Sugar さんのコメント...

お二人に 感謝です。
その後 ケンが
隔離部屋に移されたことを
知りました。
にもかかわらず
主は最善をしておられることを
信じます。

さまざまの状況は「敵の死の力」から
来ることが多いです。しかし、
その敵の手の下に
確かに神の手があります。
これは信頼に足る神の手です。

状況はきびしいですが、
心の深い所での
不思議としか言いようのない安らぎ
の故に
ただ神に賛美をささげるのみです。
アーメン。

宮山 さんのコメント...

ケンさんとお会いした時のことを思い出しつつ、主人と祈っています。

Mr.Sugar さんのコメント...

あ、あの時ですね、思い出しました。
宮山さん そして兄弟、
懐かしいです。

ケンの行く末の一切、総ては
聖徒達の祈りと
イエスの深い愛の中にあること、
これは絶対に確かです。

だから勇気を出して進みます。

御地の豪華な桜、
駅のポスターで見ましたよ。