イエスと言う「唯一人の人」の中に
既に私が据えられている と言う事実を信じ、
「キリストの中の自分」と言うこと、 更に
「もはや分けられ得ない 区別し得ないイエスと私」
と言う事実を知り味わい、そしてその真理に
ただ恍惚と浸り切るしばしの時間、
と言うものが今あなたにはある。
もしかしてその結果なのかも知れない、
その後ある時に フト突然 決してあなたではない
あのイエスの命、あのイエスの生活、あのイエスの活動が
確かに しかしとても静かに
あなたから或いはあなたの周辺から出現することがある。
でも一瞬「これ一体何だろう!」といぶかるあなた。
その思いがけない主の現れに改めて驚き、
「あそうか、主よあれはあなただったんですネ」と
そこで初めて 穏やかで不思議な気づきがある。
そんな時 誰に告げられるわけでもなく
密やかな でも目を見はる喜びの中にひざまずき
ただ一人 黙って主を礼拝するしかないのです。
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