マキが底をつき始めている。
たくわえはいいところ、もう2、3日分しかないのだが
いまさら灯油を燃やす気には到底ならない。
だから何とかしてマキを入手しなければならないのだ。
そこで私の考えた「即席マキ入手方法」
それが「柴かりじいさん」なのである。
現代版、柴刈り爺さんの方法はいたって単純:
「明日焚く薪」を「今日中に」山から取って来る
というものである。毎日、日中のある時間を確保し、チェンソーを
手に持ち、森に入って「倒木や朽木だけを」その場でカットし、
ダンボールに詰め、小屋に持ち帰るのである。
一日ダンボール4個あれば何とかなり、5個持ち帰れれば
御の字であろう。それだけあれば、小屋中、24時間
快適この上ない空調が確保されるのだ。
しかしながら今どき、こんな話は私も聞いたことがない。
現実問題、「柴かりじいさん」は可能なのであろうか。
事前にいろいろと考えて見ると確かに問題点は
いくつかある。例えば、今年のこの雪の深さで大丈夫?
そんなに簡単に朽木が見つかるのか、倒木の燃えぐあいは
いかに、また当然のこと大問題は、既に古希を迎えた私の
体力や忍耐力である。
大切なことは、
作業時間は一日1時間を越えないこと。誰もいない氷点下の
森で、毎日長時間・重労働をするのは心身への危険が大きい。
それは続かないし、何かあって大声を張り上げても誰も来ては
くれない。だから結局、要点は「1時間でダンボール5個が
可能か」と言うことになる。それにしても、実際に山に入る
初日はいつになるのかな。
結果、
「意外に簡単でした」と出るのか、「到底ムリムリ」と出るのか、
とにかく、やって見る以外に今の所、他の方法はないのである。
2 件のコメント:
電気屋です。
針葉樹だと枯れ木で無くても燃えますよ。
薪が枯渇した時、当時借家の周りのカラマツを間引きして冬を過ごした事があります。1本倒すと大体2週間使えました。
枯れ木を倒すのは途中で折れて落下もあるので気を付けてくださいね。
一番いい方法は
神に「憐れんでください。」と持ち込む事とそこから浮かんだ事を実践してみることで、結構解体している家から柱梁などもらって冬を越した事も多いです。ただその場合車がキャビンまで行けないとキツイと思いますが、、。
御奮闘、長野から拝見させて頂きます。ご無理なさらぬようにお互い楽しみましょう。
とても有難うございます。
少し困ったことに
その後事情が少し変わって、周囲の樹木の
伐採が自由に行えなくなっているのです。
(何とかなるとは思っていますが)
それで「今の所は」倒木と朽木なのです。
でも全くほったらかしの周囲の林です。
倒木や朽木も結構ある、と思っております。
でも、それをする前に
小屋の内外にある「木製のゴミ」を
切って使うべきです。これで小屋内外が
随分キレイになるでしょう。
それにかかるのは、明日あさってでしょう。
見守ってくださる人がいると言うことは、
こんな力強いことはありません。
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