聖書的にいうならば
サタンが「生きている」ということは
あり得ないことです。
なぜなら「神の標準」から見るとき
「死を経過した命」によってのみ初めて
「生きる」ということがあり得るからです。
当然サタンと復活とは全く無縁(むえん)です。
(注:この場合の復活とは「キリストの復活」です)
現在サタンは生きてはいませんが
しかし「活動している」ことは確かです。
ところがその活動と彼の語りの本質は
死であり 死に向かう腐敗そのものです。
本質的に彼に「真の命」はないからです。
彼の唯一の目当てはひたすら 人をして
腐敗経由(けいゆ)で 命の対極である
死(彼の本質)の中へと誘(いざな)うことです。
死にも力があるのです。
命の究極は神ご自身であり
腐敗と死の究極はサタンです。
この二者は極端な対極に位置し
その交流は絶対にあり得ません。
私達は サタンが私に何を語り、何を見せ、
何を感じさせるとしても
彼が見せる「現実」の本質は 私たちを
「腐敗から死」(即ちサタンの本質)へと
至らせようとするものである
ことを私達は知るべきです。
この事実を私たちが
信仰と確信をもってサタンに告げるとき
初めて彼は退くでしょう。
*
主は「その死によって、悪魔という
死の力を持つ者を滅ぼされた。」
(ヘブル2の14)
0 件のコメント:
コメントを投稿