2010年7月16日金曜日

命と死

聖書的にいうならば
サタンが「生きている」ということは
あり得ないことです。

なぜなら「神の標準」から見るとき
「死を経過した命」によってのみ初めて
「生きる」ということがあり得るからです。
当然サタンと復活とは全く無縁(むえん)です。
(注:この場合の復活とは「キリストの復活」です)

現在サタンは生きてはいませんが
しかし「活動している」ことは確かです。
ところがその活動と彼の語りの本質は
死であり 死に向かう腐敗そのものです。
本質的に彼に「真の命」はないからです。

彼の唯一の目当てはひたすら 人をして
腐敗経由(けいゆ)で 命の対極である
死(彼の本質)の中へと誘(いざな)うことです。
死にも力があるのです。

命の究極は神ご自身であり
腐敗と死の究極はサタンです。
この二者は極端な対極に位置し
その交流は絶対にあり得ません。

私達は サタンが私に何を語り、何を見せ、
何を感じさせるとしても
彼が見せる「現実」の本質は 私たちを
「腐敗から死」(即ちサタンの本質)へと
至らせようとするものである
ことを私達は知るべきです。

この事実を私たちが
信仰と確信をもってサタンに告げるとき 
初めて彼は退くでしょう。


主は「その死によって、悪魔という
死の力を持つ者を滅ぼされた。」
(ヘブル2の14)

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