私達日本人は よく、
一つの事の頂点(ちょうてん)に立ち一事を極(きわ)める
ならば それは最高の人生である と言います。
ある場合などは それが何でもいい、他の総てを犠牲にしたと
しても、とにかく一事に没頭(ぼっとう)出来るだけで その人は
最高の人生を送ることになる、一事に夢中になれる人は(たとえ
NO1になれなくとも)人生の真理を獲得(かくとく)するのだ、
とさえ言いたげです。
世界のNO1ゴルフプレーヤー オチョアがNO1のままで引退を
発表しました。理由は日常生活を楽しむためだと言います。
彼女が言いたいことは:
NO1であるためには 日常生活は犠牲(ぎせい)にせざるを
得ない。私にとって 最も価値あるものは 人間としての普通の
生活である。たった一度きりの人生 しかも限られた時間しか残されて
いない事実を思えば 日常生活のすばらしい価値のために 私は
「NO1をキープするための生活」は あきらめなければならないのです、
と言うことでしょう。
オチョアさんは
人間のなんでもない普通の生活 すなわち「どう」食べるか、
「どんなふうに」住むか(何を食べるか、どんな家を持っているか、
ではなく)などを含(ふく)め 例えば朝の時間をどう過ごすかなど
人としての基本的な生き方に 最高の値うちが隠(かく)されている
と言う 不変そして普遍(ふへん)の真理に 改めて私たちを
気付かせてくれたと言えるようです。大切なことは やはり
WHAT(何を)よりも むしろ HOW(どんなふうに)なのでしょう。
2 件のコメント:
うーん、兄弟がこういった記事を書かれることに、なんだか意外性を感じてしまいました。
それにしても、日常性を楽しむこと。イイことばです。
ハイ その通りです。
でも続編があります。
もしも オチョアさんが
山小屋にでも 来てくれることが
あるならば、
彼女に ジックリ話したいことが
あるのです。
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