手探りするあなたの
その手で触れられるものは何も無く
更に何も見えない暗黒の中で、
それでも
神を信じ続けられますように。
積極的な何物をも感じ取れない穴の中で
ただ神を信じること、
それこそが信仰だからです。
神を信じるとは決して
自分の感覚に よりどころを求めること
ではありません。
決してものや現象を信じることでもありません。
何が見えないとしても、全く何を感知出来ないとしても
ただ神の真実と彼の約束を信じること、
目に映る色彩がまるでない
無色と暗黒の中で ただ神を信じることです。
驚くべきことに
あなたに神に向かう口がありさえすれば、
信仰があるのです。
今こそあなたが
声にさえならない深いうめきと共に
その信仰の簡明な言葉を
神にだけ申し上げて下さいますように、
「主よ、それでも私は ただあなたを信じます」と。
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