千葉県の佐倉、酒々井(しすい)地方に
主によって3名の姉妹達(この世の姉妹関係でもある)
が起こされ、今明らかに、その3姉妹を中心にした
交わりがエクレシアにおける、キリストの活動の
一つの基点・前線となっております。
その中の一人の姉妹の御主人が柄沢登氏です。
氏はホンの一年ほど前、奥さんからの信仰の勧めに対し、
人がびっくりするほどの、思いがけなくも、強烈な拒絶反応を
見せたのでした。それは一つには奥さんの一計を案じた
伝道方法等に強く反発したもの、でもあったようです。
しかし不思議なことに、この出来事以来、主はこの家族に対し
とても色濃くそして深い働きを始められたようです。(人が
真に正直であることは、何と神をも引き付ける一要素なのです。)
さて話はさかのぼる5、6年前、氏は胃ガンの摘出手術を
受けられました。(その際、明らかに認められていた6センチ
ほどの腫瘍が、開けて見たらその実体はどこにも見当たらず、医師も
首をかしげていたと言う一つの逸話があります。)
その手術の前、氏は勧められるままに「一応」キリストを受け入れ
られたと言うことなのですが、残念ながらその後の氏に、
主を真剣に求める様子等は見受けられなかったと言います。
そして、去年に至り、ガンの転移が発見されたのです。
ところが実に不運なことに、その部位(腹壁あたり)は手術が
出来ない場所であっただけでなく、放射線治療さえも不可能
であったのです。あとは抗癌剤しか残されていないのですが、
今度はそれへの拒否反応(おうと、視力の著しい減退、歩行困難等)
が余りにも苦しく、遂に氏は総ての医学的方策を放棄せざるを得ない
と言うぎりぎりの状況に追い込まれてしまったのです。
ただ自覚症状は回復し、視力も戻り、ある結婚式にも参列する
ことが出来たほどでした。
にも関わらず、今年一月遂に、ガンは2、3センチの大きさ
となってその姿を現したのです。
しかしこの間、
主は同時に、このご夫婦の間に明確に介入されたのです。ある時
姉妹はシッカリと信仰に立ち、まっすぐご主人に対されたのです。
即ち、その時姉妹は内にあるメッセージを次の様に
御主人に告げることが出来たのです:「今ゼヒあなたは、あなたの
人生の中でどうしてもしなければならない大切な選択をして下さい。
それは、あなたの意志で明確に主を受け入れるかどうか、
と言う選択です」と。
それは完全に主の御導きでした。
その時、姉妹の単純さから来るイエス御自身の清さが、聖霊の中で
登さんに触れ、その結果登さんは明確にキリストを受け入れられ、
そしてバプテスマをされ、その様にして、神そのものの中にだけ存在する
「永遠の命」をいただき、明確に神の国へと誕生したのです。即ち
柄沢氏は確実に、イエスと同じ父と、全く同じ父からの命を持つ、
柄沢登兄弟となったのです。
思えば、これは何たる神の御業だったことでしょう。
私達は、ただ主の御名を高く高く掲げるのみです。
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